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積水ハウスって何がすごいの?を坪単価(金額)も合わせて解説

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CMでもお馴染みの積水ハウスは、日本のハウスメーカーの中で一番聴き馴染みがあるのではないでしょうか?

とかげ

といっても、最初は積水ハウスとセキスイハイムの違いも分からなかったけどね。

今回も例に倣って、私の独断と偏見に基づいて、積水ハウスの他社にはない特徴を三つ厳選して解説していきます。

目次

積水ハウスの特徴

鉄骨、木造どちらにも対応できる

積水ハウスの商品として、木造住宅シャーウッドと鉄骨住宅IS ROY +E(イズ・ロイエ)があります。

実は木造、鉄骨どちらも主力商品として存在するハウスメーカーは積水ハウス、大和ハウスくらいです。

このどちらも商品として持っているというのは、実はとてつもないメリットがあります。

なぜなら、片方しか商品として持っていないハウスメーカー(の営業)は必ず自社側の構造を良く見せようとするため

相手のデメリットを強調した説明をしてきます。

一方木造鉄骨どちらも商品として持つハウスメーカーは客観的かつ公平な意見を出してくれます。

例えば断熱性気密性を重視しているお客様さんであれば、鉄骨住宅のイズ・ロイエよりも木造住宅のシャーウッドをお勧めできますから

木造、鉄骨両方にメイン商品を持つハウスメーカーなら、偏った説明を受ける可能性がとても低くできます。

積水ハウスで木造、鉄骨のそれぞれのメリット、デメリットを聞いて見るのもいいかもしれません。

ちなみに積水ハウスのシャーウッド、イズ・ロイエのざっくりとした特徴を下記にまとめます。

シャーウッドイズロイエ
耐震等級
断熱・気密
外壁メンテナンス
設計自由度
金額

それぞれ見ていきましょう。

耐震等級

シャーウッド、イズ・ロイエどちらも標準で耐震等級3を取得します。

正直耐震性に大差は無いものと考えていいとでしょう。

ただしイズ・ロイエについては、制振装置シーカスダンパーが搭載されています。

出典:積水ハウスHP

このシーカスの特徴としては、国土交通大臣認定構造であること、特殊高減衰ゴムを内蔵した「シーカスダンパー」は耐用年数100年以上もつこと、地震時における住宅の変形量を1/2以下に抑えてくれます。

さらにロッキング工法という地震時に外壁が回転し損壊しずらくする施工を標準で行います。

出典:積水ハウスHP

外壁パネルが駆体とは異なった動きのロッキング(回転)をし、外壁に力が加わることを抑制し、地震によるひび割れや脱落を防ぎます。

積水ハウスの体験型ミュージアム(Tomorrow’s Life Museum)でも実際にこのロッキング実験を観ることができます。

私も実際に観に行きましたが、テンションがめちゃくちゃ上がる実験を沢山見ることができます。Tomorrow’s Life Museumの中身や実際に感じたことは別の記事でまとめようと思います。

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断熱・機密

積水ハウスは断熱性気密性を強調して宣伝していない印象です。

特に気密性を表すC値は公表もされていないはずです。

特に鉄骨住宅はそもそも気密が取りにくいと言われています。

積水ハウスでイズ・ロイエを検討する際は念頭に置いて、担当営業にしっかり確認しておいた方が後々後悔なく進めるでしょう。

ちなみに積水ハウスでも断熱性・気密性を共に上げるオプションがあります。

それが、グリーンファーストゼロ・スーペリアです。

このオプションは、間取りやデザイン性の一部に制限が設けられることもあるので、間取り、デザイン性に重きを置く方は、グリーンファーストゼロ、グリーンファーストゼロ・プラス、グリーンファーストゼロ・プラスアルファというオプションを選択した方が後悔は少ないかもしれません。

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外壁メンテナンス

積水ハウスの外壁メンテナンスは比較的費用がかかりにくい仕様になってます。

シャーウッドの外壁”ベルバーンは30年目に目地のメンテナンスが必要になる可能性があります。

イズ・ロイエの外壁”ダインコンクリート”に関しては、30年目に再塗装と目地のメンテナンスが必要になる可能性もあります。

ただしどちらも一般的な外壁メンテナンスサイクル15年よりも長寿命です。

検討される方は営業にしっかり確認しておきましょう。

出典:積水ハウスHP

設計自由度

シャーウッドもイズ・ロイエも設計自由度は他社と比べてとても高いです。

理由は様々ですが、まず挙げられるのがチーフアーキテクト制度です。

積水ハウスには約3000人の一級建築士がいますが、この上位8%をチーフアーキテクトといい、

この上位8%に該当するチーフアーキテクトが積水ハウスの設計、デザインをより良くするために司令塔となっているようです。

またそもそものデザイン力が他社と圧倒的に違います。

クリアビューデザイン
出典:積水ハウスHP
スクエラピラーと深い軒
出典:積水ハウスHP

どちらも一目見ただけでデザイン性の高さが感じ取れるのではないでしょうか?

また鉄骨住宅のイズ・ロイエでは大開口空間を実現できます。

出典:積水ハウスHP
出典:積水ハウスHP

1階天井高2700mm、最大スパン7000mmを実現でき、思い通りの間取りを実現することができます。

2階天井高は2470mm、2270mmから選択が可能なため、1階を大きく見せるために2700mmとし、2階は寝るだけと割り切ってコスト削減で2270mmとすることも可能です。

ちなみに2階の天井高2470mm→2270mmへ変更でおよそ延べ床面積35坪のイズ・ロイエで20万程度の削減でした。

コストカットを意図して2階天井高を下げる場合、そこまでのインパクトのある削減にはならないので、注意しておきましょう。

坪単価(金額)

木造住宅シャーウッド、鉄骨住宅イズ・ロイエどちらも、他ハウスメーカーと比べると単価は圧倒的に高いです。

出典:住宅産業新聞社

これは2022年度の大手住宅メーカーの一棟あたりの平均単価になります。積水ハウスに関しては、坪単価に直すとおよそ111万円になります。

実際に積水ハウスで見積もりを出してもらった私からしても、実際の坪単価と比較して結構乖離がありました。(私の場合坪125万ほどでした。)

ただ内部のキッチンや床材、電気設備周りの仕様によりかなり変動するので、あくまでも参考程度にしておいた方が無難だと思います。

ちなみに家づくりの進め方を間違えると得られるはずの値引きが得られず、結果金額が高くなってしまうこともあるので、気をつけましょう。

以下のブログで家づくりの最初の進め方をまとめています。

外壁の唯一無二感

シャーウッドの外壁”ベルバーン”と、イズ・ロイエの外壁”ダインコンクリート”に共通していえることとして、他社にはない唯一無二感、高級感を感じ取れることがあげられます。

とかげ

個人的にはベルバーンよりダインコンクリートの方が高級感と重厚感があって好き

ダインコンクリート
出典:積水ハウスHP
ベルバーン
出典:積水ハウスHP

私は積水ハウスのもうすでに何軒も建っている分譲地を実際に歩き回って外壁を見てきました。

実際に積水ハウスのダインコンクリートに惚れ込んでいる人に注意点ですが、

太陽の日射角度は夏場は高く、冬場は低くなります。

この関係で夏場はダインコンクリートに美しい陰影を与えますが、対して冬場では陰影からくる重厚感を感じにくくなります。

積水ハウスの展示場やライフニットアトリエで外壁サンプルを見る時は、上で挙げた内容も気にしておきましょう。

実際に建てられ住宅の外観画像は営業、設計担当が当然持っているので、冬場での画像も見せて貰いながら外壁選びをした方が後悔は少なくなると思います。

建築中の保証

※以下、執筆時の内容のためしっかりと自身で営業担当に確認して下さい。

積水ハウスは(自分の知る限り)唯一、建築中に大災害が起きて建築途中の建物が倒壊したとしても、積水ハウスが全て負担して立て直すことを明言しているハウスメーカーになります。

ちなみに約款にしっかりと記載されています。

こんなこと普通のことなんじゃないの?って思う人もいると思いますが、この対応は普通ではないです。

普通は約款に「甲乙協議の上」負担金額を決めると記載されています。

体力のあるメーカーでしかこのような対応は出来ないのでしょう。

実際に建築途中に大災害が発生する確率はかなり低いですが、「万が一」の安心を与えてくれるので、この保証だけでも積水ハウスにしてもいいのではと個人的には思います。

各社のカタログで比較する

カタログは各社の外観や性能、メンテナンスをまとめて記載されていますが、皆さんあまりしっかりと見ることは少ないかもしれませんね。

カタログで比較すると、各社の違いがとても分かりやすく理解できます。

ただこの各社のカタログの中には、超重要な内容がサラッと書かれていたりしますので、しっかり確認して比較するのが、実はとても大切です。
(例えば、各社定期メンテナンスについて、積水ハウスなど数社は10年目、20年目のメンテナンスを無料点検-無料修理だが、他の会社は無料点検-有料修理になっている。これがどういうことかと言うと、定期メンテナンス時の点検はどこのメーカーも無料で実施してもらえるが、そこで出た修繕しなければならない箇所の補修費用が実費になるか否かということ。数百万の差は出てきます。これは単なる一例でまだまだ沢山あります。)

とかげ

定期メンテナンスの有料修理の話とか、メーカー側は話してくれませんからね。。。

ですので自分たちでしっかりとカタログを見比べることが、実はとても重要なのです。

今では簡単に各社のカタログを無料で請求できるサイトもあります。

とはいえ、どのサイトから請求すればいいか分かりにくいと思いますので、比較表を作成しました。

タウンライフライフルホームズSUUMO
提携社数1000以上600弱500弱
カタログ請求対応対応対応
間取り提案対応非対応非対応
見積り作成対応非対応非対応
土地提案対応非対応非対応
価格無料無料無料
手軽さ★★★★★★★★★★★

個人的にはタウンライフがサービスも多くて、手軽に請求できます。

実際に我が家で利用した感想を下記のブログでまとめていますので、気になる方は見てみて下さい。

無料だし、とりあえずカタログを一括請求したい方は以下から3分くらいで簡単に請求できます。

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おわりに

以上、私の独断と偏見に基づいた積水ハウスにしか無い特徴3選でした。

家づくりは進め方で金額が変わる(値引き額が変わる)事が普通にあるので、失敗しない進め方をしていく必要があります。

少しでも皆さんの助けになっていれば幸いです。

この記事を書いた人

離婚の危機に瀕しながら、知識ゼロから注文住宅を建てた一般人。
ハウスメーカーとのやりとりで起きた後悔や失敗を実体験とともに発信し、
ブログを見てくれる方達が後悔の少ない家づくりになるような情報を提供します。

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