
和室・畳スペース、作るならどこに?どのくらい?
「家づくりをするなら、洋室だけで十分」と思っていた人でも、「やっぱり畳が落ち着く…」と気になり始めることはよくあります。でも、限られた延床面積の中で、畳スペースを確保すべきかどうかは悩ましいところ。
本記事では、延床面積35坪・二階建ての我が家と、“失敗した”と嘆く友人宅の事例をもとに、和室(畳スペース)のメリット・デメリットをリアルにお伝えします。少しでも参考になれば幸いです。
我が家の実体験:1階テレビ裏に4.5畳の畳コーナーを作った話


我が家の畳スペース基本情報
上の間取り図は実際の我が家の畳スペースの配置です。
- 広さ:1階のテレビ裏に4.5畳、小上がりなし
- 照明:シーリングライトを採用(寝転んでも眩しくないように配慮)
- 広さ:大人2人が寝られる程度の余裕あり
- 雰囲気:リビングの一角にあるものの、少し奥まっていて“隠れ家”っぽい
「小上がりにしようかどうしようか…」と迷ったんですが、段差をつけない形を選びました。理由は、バリアフリー的な考えや、子どもや高齢の親が段差でつまずくリスクを避けたかったからです。
選んだポイント
- テレビ裏で“隠れ家的”
-
リビングとは繋がっているけれど、テレビの背面側に位置するため、ちょっと落ち着いた空間に。
- 4.5畳あれば大人2人が寝転べる
-
将来、急に友人や親が泊まるとなっても、布団を敷けば十分対応できる広さ。
- 照明をシーリングライトに
-
せっかく畳でゴロゴロするのに、真上に眩しいダウンライトがあると落ち着かない…。そこで、光が直接目に刺さらないよう配慮しました。


実際の暮らし:メリットとちょっとした不便
メリット
- ゴロ寝&お昼寝スペース:ソファでウトウトするより、畳のほうが寝心地が良い。気軽に横になれるのは最高。
- 子どもと一緒に川の字:小さな子どもがいても、一緒にテレビを見たあと畳にゴロンと転がっても十分な広さがある。
- 寝転がるとテレビが見えない=逆に安眠できる:テレビ裏という配置なので、思い切りダラダラ観るのを防いで、ちょっと休憩には最適。
やや不便な点
- 段差がないため収納は作れなかった:小上がりにすれば下に収納スペースを作る余地があったかもしれない。
- 畳のメンテナンス:飲み物をこぼすとシミになる可能性がある。樹脂畳も検討すれば良かったかも?
- スペースの境界が曖昧:リビングとの仕切りがないため、将来子どものオモチャが畳の上にも散乱するかも…。
それでも、総合的には「畳スペースを設けて大正解」と感じています。照明のチョイスもバッチリで、夜にちょっとゴロンとするのに眩しさはほぼ気になりません。
友人宅(2畳の畳スペース)の失敗談


続いて、わが家とは対照的に「畳スペースなんて作らなきゃよかった…」と言っていた友人の事例です。ポイントは以下の通り。(上の画像はイメージです。実際のものではありません。)
- 広さ:2畳しかない
- 段差がある:若干の段差があるため、ロボット掃除機が入れない
- 照明:ダウンライトで、横になると眩しすぎ
- 位置:リビング横で丸見え状態、目隠しができない
2畳しかなく、ほぼ物置状態に…
当初の狙いは「ちょっとした和の雰囲気を足したい」程度だったらしく、「2畳でもいいかな?」と軽い気持ちで採用。ところが、実際には
- 2畳ではゴロ寝も厳しい
-
足を伸ばすとすぐ壁に当たる。大人が1人横になるだけでギリギリ。
- 段差が邪魔でロボット掃除機が入らない
-
毎日の掃除をロボットに任せているのに、畳スペースだけは手動掃除になって手間…。小上がり程の段差では無いため、その部分を収納としても活用できない。
- 丸見え&ダウンライトが眩しくて休めない
-
リビング横でドアも襖もなく、照明も直接下に降りてくるタイプ。結果として居心地が悪く、誰も使わない。
その結果、ほとんど使われず、物置状態との事です。せっかくコストをかけたのに「やっぱりもう少し広く取れば良かった、あるいは思い切っていらなかった」と後悔しているそうです。
実例から学ぶ:畳スペースは“適度な広さ&配置&照明”が重要


上記2例を比較すると、サイズ感と使い道、そして照明や段差が使い勝手を左右していることが分かります。
- 1. 大人が2人寝られるだけの広さ(最低4畳程度?)
-
2畳だと実質“座るだけ”になり、かえって中途半端。
- 2. 段差の有無を慎重に検討
-
収納が作れるくらいの小上がりにすると収納メリットがあるが、中途半端な段差形状だとロボット掃除機問題やバリアフリー面で注意。
- 3. 照明はダウンライトだけだと眩しい場合がある
-
シーリングライトや間接照明にして、寝転んだときに目に直接光が入らないようにする。
- 4. リビングとの境界(仕切り)がほしいかどうか
-
丸見えにしたくなければ襖やロールスクリーンなどで隠せるようにするなど、設計段階から工夫が必要。
わが家&友人の体験を踏まえた「失敗しない間取りコツ」


1. 本当に寝転ぶ・泊まる用途があるか?
- 「親が泊まりに来る」「子どもが昼寝する」なら、4.5畳以上を確保。
- そうでなければ思い切って畳スペース自体を作らない選択もアリ。
2. 段差を作るなら収納活用を考える
- 段差だけがあってロボット掃除機が入れないのは不便。
- “小上がりにして下を収納”ならまだメリットがある。
3. 照明やコンセント位置をシミュレーション
- 畳でゴロ寝派なら、ダウンライトの直撃を避ける、または調光機能で暗めにできるか検討。
- 電気ポットやホットカーペットなどを使うなら、コンセント位置も大切。


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- A社は「本格和室」を標準設定
- B社は「小上がり畳コーナー」に力を入れている
- C社は「そもそも畳なし」プランを推奨
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まとめ:実体験が示す「和室・畳スペースは必要?それとも不要?」
段差なし、シーリングライト。大人2人が寝転べるし、隠れ家感もあって大成功と実感しています。
段差あり(収納無し)、ダウンライト。狭くて物置状態、段差があるためロボット掃除機も入れず、眩しくて休めない…失敗したと言ってました。
最終的には、あなたの暮らしに合った広さ・配置・照明をしっかり吟味することが大事。
- どのくらい寝転ぶのか?
- 親が泊まりに来る頻度は?
- 段差のメリット・デメリットは?
- 照明が眩しすぎないか?
上記ポイントを押さえたうえで、無料間取り作成サービスや一括見積もりを活用し、複数のプランを見比べれば、後悔のない家づくりに近づくでしょう。失敗は“自分に合わない”プランを採用したときに起こります。だからこそ、情報収集とプロへの相談が不可欠です。
畳スペースを取るか取らないか――大きな決断だからこそ、十分な準備と検討を。実体験から言えるのは、「なんとなく」で決めないほうがいいということです。あなたの理想の家づくりを、心から応援しています。
- 本記事の内容はあくまで個人の体験例や一般的な情報です。地域・施工会社・家族構成により最適な選択は異なります。
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